カミノ @英検1級(仮免)の英語講師

英語学習の修行や情報精査をしています ※意味わからん(笑)※ ←まあ読めばわかりますよ

英検の出題形式が大幅に変わる件

 

 

 

イントロ

出題形式が変わる前に英検受験が終わりそうなので

 

完全に勝ち逃げしようとしているけど、

※カス野郎じゃねえか!※

 

2次試験での面接の結果次第では出題形式の影響に翻弄されそう。

※ざまぁww※

 

英語講師のカミノです。

 

先日(2023年7月6日)に英検の公式から発表があり、

 

来年(2024年)以降の試験から出題形式が大幅に変わるという話が出ています。

 

具体的にどう変わるのか、それに関して私はどう思っているのか、

 

そしてどう対策すればいいのか、といった話をしていこうと思います。

 

 

変更点

色々と変更点はありますが、特に大きな変更は英作文ですね。

 

これまでは自由英作文といって

 

提示されたテーマについて自分の意見を表現するタイプの作文だけ出題されました。

 

2級は80~100語、準1級は120~150語、

 

1級は200~240語も書かないといけません。

※はっ!!?※

 

この出題は今後も継続とのことでしたが、

 

それに加え、英文を読んでその意味を自分なりの言葉でまとめる要約問題も出題されます。

※“めんどくせぇ”が増えた(本音)※

 

これが一番大きな変更点だと思います。

 

ただし、これは1級・準1級・2級に限った話です。

 

準2級と3級については要約問題ではなく、

 

メールの返信内容を英語で書く、というタイプの問題のようです。

※必要性皆無(本音)※

 

 

英作文の問題が増えるにあたり、単語の四択問題の出題数を減らすようです。

 

また、準2級と3級は制限時間を増やすようです。

※他の級もそうすりゃよくね? (確信)※

 

あとは準1級の面接の問題形式が一部変更になるそうです。

 

といったところですね。

 

色々変更はあるようですが、やはり一番の変更は英作文の出題内容になると思います。

 

 

私、カミノの見解 (反論への反論編)

結論から申しますと、私はこの変更は大賛成です。

※自分がやらないからってさ…(怒)※

 

もちろん反対派の気持ちも理解できます。

 

TwitterなどのSNSでは怒号の声もあり、

 

『英検に命を懸けている受験生を翻弄している、許せない』

 

みたいなお言葉を見かけました。

※当然です!※

 

まあ確かに、翻弄される受験生からしたら不愉快極まりないですよね。

 

ですが事前に『出題形式を変更しますよ』って

 

一年前の時点で言ってくれているだけでも良心的だと思いますよ。

 

入試(特に大学入試)になると、事前の報告もなく出題形式を変え、

 

それに翻弄された事例もたくさんありますから。

※私もその被害者の一人です※

 

 

 

それに過去にも英検は和訳を廃止したり、四技能でバランスのいい配点に変更したり、

 

といった変更はなされています。

 

そういう変更が全くなかったら、英検は時代遅れな試験のままだったでしょうし、

 

どこかの時点で時代に合わせた出題形式に変更するのは避けられません

※時代時代ってうるさいなァ…※

 

その時期と受験がかぶった方は気の毒だと思いますが、

 

必要な変更であったと私は思います。

※翻弄されなくて良いが故の無責任な意見也※

 

 

私、カミノの見解 (支持する理由編)

出題形式を変更するとなると、逆効果で意味のないことも多いですが、

 

今回の出題形式の変更は結果的に良いものになると思います。

※“根拠を言え”おじさん※

 

準2級・3級のメールの返事問題に関しては全くをもって意味不明ですが、

 

1級・準1級・2級の要約問題は必要だと思いますね。

 

 

これまでの出題形式には致命的な欠点があったからです。

 

それはズバリ、『長文を読めなくてもごまかしが利くこと』です。

※ごまかしたっていいじゃないの! 正解ならば※

 

 

従来のリーディングの四択問題(穴埋め問題・内容一致問題)は

 

難しくてやりがいのある問題が多いのは事実ですが、

 

正直長文の内容がわからなかったとしても、

 

受験テクニックのようなものでなんとなく対応すれば、なぜか解ける、

 

みたいなことは結構あるんですよ。

※これはガチ※

 

 

だから本来リーディングの点数がそれほど高くないはずの人でも

 

なぜか高い点数が出てしまい、

 

合格できてしまう、みたいなケースは結構あります。

 

ちなみにこれは四択問題を採用している共通テストやTOEICにも言えることです。

TOEICアンチの片鱗※

 

 

ですが、今回のような要約問題ではごまかしが利きにくいです。

 

本文の内容が読めていない人が見当違いなことをかいてしまうため、

 

読めている人と読めていない人の違いがくっきりと浮き彫りになります。

※東大・京大の入試もそうだね※

 

本当の意味で出来ている人とできていない人の違いが明確に出てくる

 

という点で私は今回の出題形式の変更を魅力的に感じています。

 

 

建前上、要約問題はライティングの問題ですが、

 

上記のようなリーディングの側面もありますし、

 

自分なりの言葉でまとめないといけないという国語力やスピーキングの側面もある。

 

四技能をバランスよく評価するうえでも必要だと感じますね。

※リスニング無視ww※

 

 

 

要約問題の対策方法(予想)

最後に要約問題をどう対策すればいいのかという話をしていきます。

 

要約問題については公式が解答例を提示してくれれば、

 

より高精度な提案ができたのですが、

 

公式が解答例を提案してくれなかったので、あくまで予想多めの見解になります。

※言い訳していいわけ? ()※

 

 

一応説得力を持たせるためにアピールすると、

 

私は英検1級のライティングで9割とっています。

※ジマン乙ww※

 

 

まず、英文を正確に読む読解力が必要です。

 

ですがこれに関しては従来のリーディングの練習をすれば勝手に身につくと思うので、

 

特別さらに対策する必要性はないと思います。

 

 

 

ですがリーディングの学習過程の中で、

 

言い換え表現や要約力を鍛えることは今回の要約問題において特に重要です。

 

筆者の主張を見抜き、その箇所を自分なりに言葉に変換しながら記述する。

 

これまでのリーディング対策では勝手に問題の選択肢が変換してくれていましたが、

 

要約問題では自分の力で上手に変換していかないといけません。

※他力排除也※

 

例)『この世でコーヒーほどうまいものはない』

  →『コーヒーが一番うまい』など

 

そのあたりはこの問題群を参照してください。

kaminoenglish.hatenadiary.com

 

 

次に語数配分です。

 

例えば1級であれば3段落の文章を90~110語以内にまとめる問題なので、

 

『1段落ごとに30~35語くらいでまとめよう』

 

などとあらかじめ配分を考慮することが必要になります。

※普通過ぎること言ってらww※

 

 

語数配分のみならず、時間配分も重要ですね。

 

ライティングの要約問題に○○分、自由英作文に△▽分、

 

リーディングの語彙問題に××分、長文問題に▽▽分といった感じでの時間配分は、

 

これまでもやってきたかと思いますが、

 

今回の出題形式の変更にあたり、もう一度考慮しなおさないといけないですね。

※めんどくさい※

 

 

あとは同義語をいくつもセットで覚えたほうがいいと思います。

 

英文内でstudyと書いているのを、要約する際にはlearnと表現する。

 

buyと書いているのを、要約の際にはpurchaseを使うといったように、

 

言葉を英文の表現から別の表現に変えないといけないのは公式も明言しています

※公式が言ってた(強そう)※

 

 

多様な表現方法を駆使できる必要があるため、類義語はまとめて覚えておくといいですね。

 

とりあえず今思いつく対策方法はこんな感じです。

 

 

 

まとめ

以上が英検の出題形式変更に関する一有識者の見解です。

 

これに翻弄される方たちに関しては本当に気の毒だと思いますが、

 

必要な変更であるという風に私は思っています。

 

私自身は英検がすでにほぼ終わっているので、無関係っちゃ無関係ですが、

※自白※

 

こうして情報発信をしていく立場上、皆さんと一緒に対策方法を考えていく予定です。

 

ぜひ質問がある方はコメントで教えてください。

 

私なりに答えられそうな範囲で答えていきたいと思います。

 

それでは引き続き、頑張っていきましょう!

※がんばれ受験生!※