独学で英検1級合格するのに使った市販の参考書3選+α
イントロ
YouTubeの動画投稿休止を宣言したとたんに
チャンネル登録増えるのなんでだろう?
※普段の10倍くらい増えた気がする…※
英語講師のカミノです。
英検の教材で何を買うのかを迷っている人も多いと思います。
英検1級は他の級に比べて参考書の種類が限られているとはいえ、
迷うものは迷います。
※他の級となるとなおさら迷うね※
私自身も多くの参考書を購入し、
『結局買わなきゃよかったな…』と思うこともありました。
※受験生あるある※
そんな目に遭う人が一人でも少なくなることを願い、
今回は『この3冊だけ買っておけば、英検1級にだって合格できる』
って宣言できる3冊をご紹介したいと思います。
この記事を見なければ参考書選びに数万円かけていたかもしれないけど、
この記事を見ることで、およそ5000円程度の出費で済みます。
※半額以下!※
まあ厳密には5千円ではなく、7,8000円くらいでしたが…。
※偽装発覚ww※
まあ気にせずに進めましょう!
参考書① 単語帳『EX』(ジャパンタイムズ出版)
一冊目はこちらの単語帳です。
ジャパンタイムスが出版している通称『EX』。
単語帳はこの一冊で充分です。
※他の単語帳は買わなくていいってこと※
単語帳というと、旺文社の出版している通称『パス単』が一般的ですが、
パス単は必要ありません。
これは業界ではよく言われていますが、
パス単は2021年6月あたりの改定で内容が変わり、内容が簡単になり過ぎました。
その影響もあって、パス単は『この一冊で充分』と呼べる単語帳じゃなくなりました。
※はっきり言うと、『信用できない』単語帳になった※
もちろんパス単は熱烈に支持されているので、
『それでもパス単を信じ続ける!』という派閥の人もいます。
※それはそれで尊重します※
実際私も最初はパス単を使っていましたが、
使っていて明らかに手ごたえがなく、完璧にしても過去問の単語問題が解けないので、
あっさりと新たな単語帳に寝返り、
今回ご紹介するジャパンタイムスの『EX』を使用するようになった、
という感じですね。
※ダメだと思った参考書は、キッパリ捨てる!※
一方で『EX』に載っている単語に関しては全幅の信頼を寄せています。
網羅性がとても高く、この単語帳に載っていない単語帳は覚えなくても合格できる。
そう言って差し支えありません。
※パス単とは正反対だね※ ←言うな!
実際この単語帳に載っている単語帳は難しいものばかりだし、量は多いしで、
『もう少し手加減してくれ!』って思うこともありましたが、
※本当か?※
この単語帳を使った結果、難化した単語問題で20/25問正解(正答率80%)
という成果を挙げられましたし、
正解選択肢のみならず、不正解選択肢の単語もこの単語帳に載っていたので、
不安なく安心して答えられる単語問題が格段に増えました。
単語を覚えることで単語問題だけでなく、長文問題にも大きな影響があり、
元々長文を読むのが遅かったり、内容が把握できないことが多かったりしたのが、
この単語帳に載っている単語をすべて覚えただけで改善しました。
英検1級の長文問題で9割取れたのはこの単語帳のおかげ、
といっても過言ではありません。
実際、英検は単語で合否のすべてが決まるといっても過言ではありません。
英検の勉強の8割は単語学習といっても過言ではありません。
実際私も約2か月(約9週間)の勉強期間のうち、
7,8週間は単語学習だけに時間を割き、
残りの1,2週間で過去問演習をした、って感じです。
※単語学習をしつつもね…※
厳密に数えていないのでざっくりとした計算にはなりますが、
試験合格までにこの単語帳を100周くらいしたと思います。
※虚偽疑惑ww※
まあ、1級合格までに2度の不合格を経験しているので、
その期間も含めての100周ですが、
※なるほど(少し納得)※
それでもそのくらい徹底して反復しないと、
試験本番で対応はできないでしょう。
それほど英検は単語勝負なんだということを英検受験生は知っておいてください。
ちなみに覚える単語量の目安は
最初のうちは1日300語、
慣れてきたら1日1000語とか、1日で単語帳一周(約2800語)していました。
※カミノが使用した『EX』は旧版なので1冊2800語でした※ ←第二版は2950語
参考書② 過去問(旺文社)
『これは買わないと絶対に受からない』と豪語できる参考書があります。
過去問です。
※言わずもがな※
色々な出版社が過去問を販売していますが、
私は最も一般的な旺文社の過去問を購入しました。
この過去問にしたのは、無料の音声アプリがあるからです。
他の過去問は音声がCDになっていたり、CDが別売になっていたりと、
何かと不便なことが多かったので、
安心してリスニング演習ができると感じたこの過去問を選びました。
※結局リスニング練習をサボって、本番は4割しかとれませんでしたwww※ ←ダメやんww
ですがこの過去問にはもう一つ良いところがあります。
それは英作文の模範解答が公式の解答の丸写しなことです。
※丸写しww※
英作文って、結局は採点する側の好みに近づけることが重要です。
公式が提示している模範解答は『こう書けば満点にしてあげるよ』っていう
公式からの熱いメッセージなのですから、
公式からの模範解答を分析するってのが英作文高得点の秘訣です。
※現にカミノはこれで英作文9割を取りました※
だから英検公式の模範解答を丸写ししているこの過去問は英作文対策に有益です。
まあ他の出版社ももしかしたら公式の解答を丸写ししているかもしれないので、
※カミノが知らないだけでね…※
その出版社の過去問も信用していいかもしれませんね。
ちなみに過去問を使った勉強の仕方はこちらに乗せているので参照してください。
※リーディング以外もそのうち出します(多分)※
この過去問のデメリットについては、
控えめに言うと、解説がカスです。
※もっと控えろ!※
解説を読んでもなんでその解答が正解になるのかがサッパリわかりません。
解答に関しては英作文が公式の模範解答になっている以外は良いとこないです。
ですが問題に関してはもちろん遜色ないです。
※過去問だからねwww※
なので私は旺文社の過去問を買うので問題ないかなと思います。
参考書③ 英検1級集中ゼミ(旺文社)
基本的には上記の単語帳と過去問だけで勉強を進めていきますが、
私が勉強を進めていくうえでは、この参考書も非常に役に立ちました。
私は基本的に英検の問題に関しては過去問以外を信用していません。
※過激派発言※
いろんな出版社が予想問題とかを作成していますが、
私はアテにしないほうがいいと思います。
基本的に英検の本番に出題される問題って、
正しく読めば正解できるようにできています。
でも予想問題は正しく読んでも正解できないような問題が多いです。
試験本番に役に立たない問題が多いから、予想問題集はアテにしません。
そういう意味では、この問題集だってあまり信用はできません。
だから30日完成、って銘打っていますが、
3日くらいで一周し、さっさと済ませて何度も復習しました。
それでもこの問題集を買ってよかったと思うのは、
『勉強の起爆剤になったから』です。
※相変わらずイミフwww※
私は仕事をしながらの受験勉強だったので、
日によっては全く勉強できない日とかもあったんですよ。
※社会人あるあるだね※
毎日勉強しているときは、すぐにやる気になるんですが、
2,3日空いた後にあの長ったらしい過去問の長文や単語帳にいきなり挑戦すると、
気が引けて、やる気が失せるんですね。
※わかりミ※
でもこの問題集は見開きの左ページに問題、右ページに解答解説があって、
軽い気持ちで挑戦しやすいんですよ。
ゲーム感覚で挑戦できるっていうか、
左ページ見て、右ページ見て、簡単に自分の状態を確かめられる。
そして知らぬ間に次々にページが進んでいき、勉強がはかどりました。
普段1日2~4時間しか英検の勉強をしていなかった自分が、
この問題集を1日6時間夢中になって挑戦していました。
※へぇ※
さらにはこの問題集、各ページ下段に4個ずつ単語チェック問題があって、
それも軽い気持ちで挑戦していきましたね。
そうしてこの問題集を繰り返していくうち、
問題を解く感覚や単語を思い出す感覚を養っていき、
サボっていた分の勘を取り戻していきました。
そのうえでこの問題集はめっちゃ役に立ちましたね。
地味っちゃ地味な問題集だけど、この問題集がなかったら英検1級落ちていたかも、
って言っても過言じゃないですね。
※本当かww?※
+α 英作文・面接対策に役立った無料アイテム
最後にもう一つ紹介したいものがあります。
これまでに単語帳、過去問、問題集とご紹介していきましたが、
これだけでは足りないものがあります。
それはズバリ、英作文(ないしは面接)の演習量ですね。
英作文や面接に関しては過去問などの質の高い問題はあまり必要ありません。
それよりならたくさん問題に挑戦し、慣れていくことが重要です。
だから英作文と面接に関しては初見の予想問題がたくさん必要でした。
ですがそれに関しては特に参考書は買わなくていいです。
ネットで『英検○級 英作文 予想問題』などと検索すれば、
予想問題がたくさん載っているサイトがあります。
その問題をたくさん解き進めていけば、
無料で英作文や面接の成績を伸ばすことができます。
※不正感丸出しww※
英作文や面接の練習の際はぜひ参考にしてください。
最後に
『英検に限らず、試験は情報勝負だな…』
と私は心から思っています。
誤った情報に振り回されると、
おカネが余計にかかるばかりか、合格が遠のくこともあります。
特に今は情報社会でネットにいろんな情報が散らばっており、
書店に行けば似たような参考書が山のようにある時代。
特に英語教育界隈はビジネス的においしいですから、
あまりに多くの情報が流れ過ぎているという印象ですね。
※TOEICよりはマシだけどww※
それに翻弄されないための一助となってくれたら、
この記事を作成した甲斐もあるのかなと思います。
私に答えられる限りであれば、
コメントなどで質問してくれたらお答えします。
ぜひ有効活用してください!
※カミノは英語学習者を全力で応援します※
今日紹介した参考書一覧