【初心者必見!】英語の参考書ジャンル(種類)一覧【高校入試・大学入試・英検・TOEIC…】
イントロ
女子大生のへそ出しファッション多すぎて、
非イケメンの陰キャはまた視線に気をつけなきゃいけない。
※逆に開き直ってガン見しちゃえ!※
英語講師のカミノです。
ちまたの書店に行くと、英語の参考書だけでも膨大な量がありますよね。
※あり過ぎて逆に選べない※ ←それな!
その中から自分に必要な参考書を探すってなったとき、
参考書のジャンルを知っておくことが何より重要になります。
例えば映画を見る際、『甘酸っぱい青春映画が見たい』ってときに、
『恋愛』とか『学生』といったジャンルを把握したうえで、
そのジャンルに該当する映画から、何を見るかを決めるじゃないですか。
ちゃんとジャンルを把握しておかないと、青春映画が見たいのに、
間違えて18禁の不倫ドロドロ映画を選んでしまう恐れもあるわけです。
※さすがにおらんやろww※
ジャンルの知識がないだけで時間とお金をムダにしかねないのです。
英語の参考書ジャンルも同じで、
きちんとジャンルを把握したうえで参考書を買わないと、
成績は伸びないわ、お金のムダになっちゃうわといった事態になりかねません。
※税金をバラマキしまくる政治家みたい(笑)※ ←やめなさい!
そこでそうした事態を防ぐために、
ここでは英語の参考書にどんなものがあるのかを、
英検1級(仮免)の英語講師が解説していきます。
効率の良い参考書選びをするために、ぜひ参考にしてください。
またジャンルごとにおススメの参考書についても逐一解説していきます。
私はかなりひねくれているので、ちまたでなぜかウケの良い参考書が嫌いです。
※ただの嫉妬だろww※
そんな私でもおススメできる参考書をご紹介していこうと思います。
参考書① 単語帳・熟語帳
英語学習はこれなしには始まらないだろ、という参考書が単語帳ですね。
単語をいかに徹底的に覚えるかで英語の成績のすべてが決まる。
といっても過言ではありません。
※異論は認めない※
単語帳を選ぶ際、絶対に意識してほしいのは『熟語も掲載している』ことです。
有名どころの単語帳である『速読英単語』や『ターゲット1900』には
単語が掲載してありますが、熟語が掲載してありません。
※熟語は別冊の『速読英熟語』や『ターゲット1000』に記載※
単語帳と熟語帳で一冊ずつ、計二冊購入しても良いですが、
単純に二倍の手間がかかるのであまりおススメしません。
※『熟語はやらない』は論外です※
英語初心者(英検3級レベル)脱却を目標にする初心者は、
最初のうちは英単語のみでも構いません。
ですが大学受験の勉強をする学生や、
英検準2級以上、TOEIC600点を目指す人は絶対に熟語も覚えましょう。
おススメの単語帳は大学受験や英検準2級・2級が目標ならDuo select、
TOEICも600点まではDuo selectで充分だと思いますね。
TOEICは600点を取り、さらに上を目指すなら
『金のフレーズ』(通称:金フレ)を購入してみてください。
※TOEIC特有の単語がたくさん掲載されています※
英語初心者や英検3級合格目標なら究極の英単語Vol.1、
※高校入試勢も※
英検準1級や1級を目指すなら『EX』(ジャパンタイムズ)がおススメです。
参考書② 文法問題集
二つ目が文法問題集ですね。
文法の四択問題や並べ替えなどの問題が出題される試験の場合は購入が必要です。
大学入試用なら『Vintage』や『Next Stage(通称:ネクステ)』が
これに該当します。
これに関しては、なるべく薄い参考書を購入することをおススメします。
学校でVintageやネクステを買わされた人は分厚く、学習しづらいので、
ブックオフやメルカリで高く売れるようにあまり使わないでください。
※売ること前提でワロタ(笑)※
文法に関しては試験本番も問題数が少ないうえに、配点も少なく、
※ほとんどの英語の試験がこんな感じ※
あまり重要性は高くないです。
特に大学受験はこのタイプの問題を出題する大学がそもそも減っているので、
何なら全く買わなくても良い場合もあります。
どうしても文法が足を引っ張り過ぎて目標点に届かないときのみ、
この参考書を購入することをおススメします。
おススメの参考書は高校入試であれば『レベル別英文法問題集①(東進ブックス)』、
※英検3級もこのへんかな…※
大学入試であれば同じく東進の『レベル別英文法問題集』の③or④、
英検は2級・準2級なら『レベル別英文法問題集』の③、
※1級・準1級は文法問題がそもそも出ない※
TOEICは『英文法 出るとこだけ(アルク)』で問題ないでしょう。
参考書③ 長文問題集
このご時世、長文が出ない英語の試験なんてありません。
なので長文問題は全員が対策必須です。
※文法とは大違い(笑)※ ←やめとけ(笑)
ある程度長文を読み慣れている人であれば、
過去問の長文だけに挑戦すれば問題ないと思います。
現に私、カミノは過去問だけで英検1級の長文9割でしたしね。
※自慢はやめてください!※
ですが英語の勉強始めたてで、
あまり長文を読むことになれていない人はキチンと長文問題集を買い、
読み慣れるために毎日1題ずつ読む習慣をつけましょう。
※1日1題読むってのが大事※
世間的には有名講師の長文参考書が人気ですが、
※関正生先生や肘井先生みたいな…※
私は『やっておきたい英語長文(河合出版)』シリーズをおススメします。
よく『この参考書は時代遅れ』とのお言葉を聞きますが、
私はそれでもこの参考書を支持しています。
この参考書にはいろいろメリットがあるのですが、
この長文問題集は『必ず和訳(日本語訳)の問題がある』ってのが魅力です。
※『必ず』は誇張だけど…※
長文問題を克服するためには『一文一文を正確に日本語訳する』
という技術が不可欠です。
逆にこれさえあれば、東大・京大の問題だろうと、
英検1級の問題だろうと高得点を狙えます。
どうしても関先生や肘井先生などが出版されている長文問題集は、
大学入試の過去問をそのまま使っているので、
日本語訳の問題がなかったりするんですよ。
だからそういう長文参考書はおススメできないんですね。
『やっておきたい英語長文』を解きまくり、
日本語訳の技術を身につける。
これだけですべてのタイプの長文問題に対応できますね。
残念ながらこの問題集は大学入試用なので、高校入試には対応していません。
だから高校入試勢は『中学 英語長文 標準問題集(受験研究社)』をおススメします。
大学入試勢はもちろん『やっておきたい英語長文』を、
※一般的な大学なら300と500を、難関大学なら700まではやっておきたい※
英検は準2級と2級なら『やっておきたい英語長文』の500まで、
準1級と1級は『やっておきたい英語長文』の700まで、
※欲を言えば1000もやっておきたい※ ←文量が多いからスタミナをつけたい
TOEICは『やっておきたい英語長文』の500まではやってほしいですね。
※TOEICは意外と控えめ※ ←クセが強いので早めに公式問題集へ移ったほうが良いです
そのうえで各試験の過去問(TOEICは公式問題集)の長文に挑戦すれば、
長文に関しては問題ないかなと思いますね。
参考書④ 精読(英文解釈)問題集
これは主に大学入試の参考書にあるものですが、
一文一文を正確に読む練習をするタイプの参考書ですね。
有名な参考書でいうと、『英文解釈の技術』や『ポレポレ』といったものがあります。
ではおススメの参考書はっていうと…、
ありません。
※は?※
まあ実際、精読(英文解釈)はめちゃくちゃ大事ですよ。
一文一文を正確に読めるようにすることが
英語の得意・不得意を決めるといっても過言ではありません。
※さっきも聞いた気がする…※
ですが、正直先ほどご紹介した『やっておきたい英語長文』シリーズ
をやっておけば、勝手に精読(英文解釈)の技術も身につきます。
そもそも『やっておきたい英語長文』シリーズも
日本語訳の問題がたくさん載っているから良いのであって、
精読(英文解釈)系の問題集とやっていることはほぼ同じです。
だから『やっておきたい英語長文』シリーズをやっている人は
あえて精読(英文解釈)の参考書を買う必要がないですね。
※二度手間だからね※
『やっておきたい英語長文』シリーズをもっていない人は
買う必要があるかもしれませんが、
そういう人は『英文解釈の技術』で充分だと思います。
※買わないのが一番だと思いますが…※
参考書⑤ 多読
多読とは読んで字のごとく、『たくさん長文を読む』タイプの参考書です。
内容のおもしろさで人気を博している『ラダーシリーズ』も多読系ですし、
単語帳として人気を博している速読英単語(速単)も多読系の参考書ですね。
※速単は単語帳ではなく、多読系※ ←カミノ個人の見解です
長文問題を解くうえで『読むのに時間がかかる』『時短して読めるようになりたい』
というお悩みを抱えている人が多いです。
※特にTOEIC※
時短するためには、とにかく長文に読み慣れることが重要なので、
こうした多読系参考書でたくさん長文を読むことで
時短できるようにしよう、っていうのが多読参考書の用途ですね。
じゃあおススメの多読参考書はっていうと…、
※どうせまた『ない』って言うんだろ…※
ありません。
※本当にないんかい!※
たしかに長文をたくさん読むことで時短して読めるようになります。
ですが新しい長文を次々に読むよりは、
これまで読んできた長文を何度も読む方が効率は良いです。
※反復の方が成績は伸びやすい※
だから新たに多読系の参考書を買わずに、
上記の『やっておきたい英語長文』シリーズの長文や、
過去問(または公式問題集)の長文を何度も読むことで、
多読をしていった方が良いです。
実際私も英検1級の長文読解に時間がかかって悩んでいましたが、
新たな教材を買うことなく、
過去問の長文ばかり何度も読んだことで、
試験本番は想定より10分短縮して問題を解き終われました。
※しかも長文の正答率9割!※ ←二流講師のジマンに加担するな(笑)
参考書⑥ リスニング
英語の試験で、最近は四技能を重視しようという動きが活発化しているのも相まって、
リスニングの重要性も増していますね。
※共通テスト(旧センター試験)では得点配分がリーディングと同じになった※
それもあってリスニングの参考書もだいぶ増えた印象があります。
特にリスニングはディクテーションとかシャドーイングのような
学習テクニックがたくさんあるので、
そういったテクニックを解説した内容の参考書が多い印象ですね。
そんなリスニング参考書もやはり、私は必要ないと思いますね。
※『必要ない』ばっかりやな!※
私自身、もともとリスニングができませんでした。
※今もできてないやろ(笑)※ ←英検1級のリスニング4割だもんな(笑)
大学入試のときでさえ、リスニングは全くできていませんでした。
いくらリスニング用の参考書を買って取り組んでも、
結局うまくいかなかったんですよね。
本格的にリスニングができるようになったのは大学生のとき、
やりたくもないTOEICの対策をしていた時です。
※カミノはTOEIC嫌いで有名※ ←それでもTOEIC受けてたんやな(笑)
それまで全くリスニングができなかったのですが、
TOEIC公式問題集のリスニング音声を1.5倍速とか2倍速にして聞いていたんですよ。
※スクリプト(原稿)を見ながらね※
そこで何となく聞き取った内容が理解できるようになって、
その練習を続けた結果、TOEICのリスニングはたしか400点を超えていました。
※TOEICのリスニング400点は正答率8割くらい※
また当時は今と違って、YouTubeでアニメの違法動画がたくさんあって、
なぜか英語の字幕がついていましたから、
その違法動画を見ながらリスニングの練習をしていました。
※おまわりさーん、犯罪者はここです(笑)※
今でもゲームのプレイ動画はYouTubeで合法に視聴できますし、
※合法(笑)※
その英語ver.を見て『あー、こういう場面は英語でこう言うのか…』
って思いながらそういう動画は見ていますね。
ってわけでリスニングに関しては特にいい参考書があるわけではなく、
自分に合う勉強法を探して、過去問などを使って勉強すれば十分ですね。
参考書⑦ 英作文
英作文に関しては和文英訳と自由英作文があります。
和文英訳に関してはこの参考書で充分だと思います。
自由英作文に関しては自分がもともと得意だったので、
才能だけで勝手に何とかなったって感じですね。
※しんでくれーーー※ ←全読者の総意でワロタ(笑)
まあ私がかつて指導していた生徒で英検2級に合格した生徒は、
YouTubeで色々な注意点とか使える表現を参考にし、
それを活用したら、知らぬ間に英作文が書けるようになっていた、
※2級で英作文75%※
って話でした。
だから自由英作文に関してもやはり必要な参考書はないですね。
必要な情報はYouTubeで無料で手に入る時代ですから、
わざわざおカネを出して参考書を買う必要はないですね。
※便利な時代になったものよ※
自由英作文に関しては
『アイデアが思いつかない』といった悩みを抱える人も多いですね。
そこに関しては日ごろから時事的なテーマなどについて、
自分の意見を考えていく訓練が必要ですね。
その辺は私も修行中で、その内容をこのブログに書いていますから、
※ここぞとばかりに宣伝しているな(笑)※
興味があったら是非ご覧ください。
※詳しくはこちら↓※ ←宣伝に加担しちゃってるな(笑)
参考書⑧ 総合英語
聞いたことない名称かもしれませんが、
文法の情報が詳しく記載されている辞書のような厚さの参考書ってありますよね。
そういう参考書を総合英語というらしいです。
※カミノも最近知った※
具体的には『Evergreen』や『Dual Scope』といったものです。
※学校から配布されるやつや※
英和辞典が単語の辞書なら、
総合英語は文法の辞書のようなものです。
これに関しては『あると便利』くらいなもので、
なきゃないでまったく困らないですし、
特に『この参考書がおススメ』というものがあるわけではないです。
中学英語であれば『中学英語をひとつひとつわかりやすく』、
※英語初心者は割とこれ必須です※
高校英語であれば『Evergreen』があれば十分ですね。
結論:買わなきゃいけない参考書はかなり少ない
絶対に買わないといけないのは、単語(熟語)帳と長文問題集だけです。
※たった2種類※ ←これらに過去問(公式問題集)を足して3種類だね
それ以外の文法や英作文などに関しては、
自分が受ける試験の過去問(公式問題集)を見て、対策の必要性を把握したうえで、
必要そうなら買ったほうが良いけれども、
絶対に買う必要はないと思いますね。
注意点として、同じジャンルの本を何種類も買うのはやめたほうがいいです。
※事情にもよるけど…※
例えば単語帳として速単(速読英単語)を買ったのなら、
ターゲットやシス単(システム英単語)といった単語帳は買わないこと。
※参考書の浮気は成績が伸び悩む原因になります※ ←おカネももったいないしね
単語(熟語)帳と長文問題集に挑戦したうえで、
後は過去問に挑戦しましょう。
という風に英語参考書のジャンルを把握しただけで、
必要な参考書を極限まで絞り込めます。
いかに英語参考書のジャンルを知ることが重要か、
今回の記事を通じてわかってもらえたら、この企画の意義もありました。
あとはこの情報を有効活用して参考書を購入し、