カミノ @英検1級(仮免)の英語講師

英語学習の修行や情報精査をしています ※意味わからん(笑)※ ←まあ読めばわかりますよ

【英作文修行】『ロシア人は拒絶されて当たり前』を上品に論破せよ【ウクライナ情勢】


イントロ

人混みで見る花火より、

 

YouTubeで一人で見る花火の方が良い

陰キャこじらせすぎ(笑)※

 

英語講師のカミノです。

 

 

長引くウクライナとロシアの紛争で、

 

ウクライナ人への同情や支援の声が上がっていく一方、

 

ロシア人へは冷ややかな視線が向けられています

※擁護する人はなかなかいない※

 

 

先日、YouTubeでこんなドキュメンタリーを見ました。

 


www.youtube.com

 

祖国を捨てる覚悟でロシアから隣国のジョージアへ逃げ出したロシア人が、

ジョージアは国名です※ ←缶コーヒーじゃないですよ

 

現地で差別的な攻撃をされているというもの。

 

 

これに対して下品に反論するなら

 

  • 『せっかく覚悟してロシアから抜け出したのに…』
  • 『平等に接するべきだ』
  • 『差別するな!』

 

となるかもしれません。

※言うほど下品か?※

 

 

これだけ聞くと下品じゃないように聞こえるかもしれませんが、

 

現地のジョージアからしたら、

 

『自分たちの苦悩も知らずにエラそうに説教するな!』

 

って感じになるんですよね。

ジョージアからしたら下品極まりない説教に聞こえるでしょうね※

 

 

じゃあ『なぜジョージア人がロシア人を差別するのか…』

 

といった背景を考えるとともに、

 

じゃあジョージア人に対して上品に説得するとしたらどうすればいいのか

 

といったことを考えていきたいと思います。

 

 

 

ジョージア人がロシア人を拒絶する理由

ジョージア人がロシア人を拒む一番の理由は

 

『ロシアに攻撃される恐れがあるから…』です

 

 

そりゃジョージア人だってロシア人を助けたいですよ。

※善良なロシア人ならなおさら※

 

でもロシア人を助ければ、それはロシア政府的には気に喰わない話なのであって、

※自国を捨てた裏切り者をかくまっているからね※

 

それに協力しているジョージアに対してロシア政府が恨む動機としては充分です。

 

 

そして今はウクライナに攻撃を仕掛けているロシア軍を

 

ジョージアに派遣し、ジョージアを焼け野原にしようとするかもしれない

※ロシア人を助けたせいで、自分たちが殺されるかもしれないってことだ※

 

 

そんな事態を恐れているからこそ、ジョージア人はロシア人を拒絶したがるのです。

 

それが自分の国を守ることにつながるのでね…。

※自分勝手…、とは言い切れないね※ ←無責任なヤジを飛ばす日本人の方がよほど自分勝手だ

 

 

そんな事情があるからこそ、現地から遠く離れた日本から『平等に接するべきだ』

 

って言われても、そら言うことを聞くわけないですよね。

※安全圏からエラそうに説教されてるだけだもんな※

 

 

だから私がここで上品に論破したところで、

 

それも結局は安全圏からの物言いでしかありません

※自覚済み※

 

ですが、だからといってこの問題を放置し、

 

他人任せにするのはもっと良くないでしょうから、

 

私なりにこの問題について意見を考え、述べていきたいと思います。

 

 

 

意見① 本当にロシア人の受け入れが戦争の引き金になるか?

前述のように、ジョージア人はロシア人の受け入れが、

 

自分たちの国を壊され、殺されることにつながることを恐れています。

※自分を犠牲にしてまで他人を守れる余裕はないよ※ ←みんなそうだよね

 

ですがそもそも本当にロシア人の受け入れが自国への攻撃につながるのでしょうか?

 

私はそこに懐疑的な視線を向けてしまいます。

※しょせん無責任な奴の無責任な視線だけどな※

 

 

たしかにジョージア人の感情的にそういう恐れが生じるのはわかる。

※ロシア軍に殺されるかもしれない※

 

実際ジョージアにいるロシア人保護の名目で、

 

ロシア兵がジョージアを攻撃した過去があるそうです。

 

ですが本当にロシア政府がジョージアを破壊しに来るなら、

 

ロシア人の受け入れをする前から攻撃しているはずです。

※あくまでカミノの推測です※

 

 

例えばですが、ジョージア政府がロシア政府からの経済援助をすでに拒否している、

※あくまで例えです。実際にそういった動きがあったかは定かではありません※

 

などの対応をしているとしたら、

 

その時点ですでにロシア政府の恨みを買っていますし、

 

ロシアに攻撃される動機は出来上がっています。

 

 

ともすればロシア人を受け入れようが受け入れまいが、結果は変わらないわけです。

 

ロシアからしたら、ちょっとでもジョージアが気に喰わないことをして来たら、

 

核兵器開発をしている』などというありもしない話をでっち上げ、

※俗にいうカバーストーリー※

 

それを口実にジョージアに攻撃するなど、やろうと思えばすでにしています。

 

 

たしかにロシア人受け入れで自分たちが攻撃されるかもしれない恐れはある。

 

でも『ロシア人を受け入れたら絶対に自分たちが攻撃される』

 

かのような考えに至るのに対しては甚(はなは)だ疑問ですね。

 

 

その論が通るなら、韓国や中国への脱北を許している北朝鮮

 

すでに韓国や中国に攻撃を仕掛けていることになるはずです。

※たしかに!※

 

という意味からも、

 

ロシア人の受け入れが絶対に自分たちの害になるって考えは違う気がしますね。

※何度も言うようですが、あくまで安全圏にいる人間の無責任な意見です※

 

 

 

意見② 拒否し続ければロシア人からの恨みを買い、なおさら状況が悪くなる

現状ウクライナとロシアの紛争は続いていますが、

 

元々は数日で終わる予定でした。

※もちろんロシアが圧勝するはずだった※ ←国力が違いすぎるもんね

 

でもそうなりませんでした。

 

その原因の一つが『ロシア兵の士気が低い』ことです。

 

 

上からの命令で嫌々ながらウクライナを攻撃しているロシア兵も多いでしょうから、

 

それも相まってロシア軍の弱体化につながっているのだと思います。

※一方でウクライナ兵は士気が高いから強い※

 

 

話をジョージアに戻しますが、ジョージア人は当然、

 

ロシア人の受け入れによってロシア軍に攻撃される恐れがあります。

 

でもジョージア人がロシア人に親しく接し、同胞を守れば、

 

それだけでロシア人(ロシア兵も)はジョージアへの戦闘の士気が下がります

※恩人を容易な気持ちで殺せるわけがない※

 

 

兵士の士気が下がれば、勝てる戦争も勝てなくなるのは上記の通りです。

 

だから仮にロシアとの戦争になったとしても、あらかじめロシア人と親しくすれば、

 

それだけでロシア兵の弱体化につながります。

 

そこにはロシア政府だってウクライナとの戦いで懲りているでしょうから、

 

士気の低下がきっかけで戦争の発生を防げるかもしれません

※ロシア政府が戦争を思いとどまるかも※ ←勝てる算段が根底から崩れるからね

 

 

ですがここでジョージアがロシア人を強く拒絶したら、

 

それだけでジョージアに恨みをいだくロシア人(ロシア兵)が出てくるでしょう

 

そして戦争になったら、ロシア兵は士気が高いでしょうから、

※自分らを救ってくれなかった恨みを晴らすべく※

 

圧倒的な力を見せつけられ、国が壊滅するかもしれません。

※士気ってのはそれくらい重要※

 

 

こうした事態を防ぐため、あらかじめロシア人を受け入れ、

 

ジョージアに対しての戦意をそぐことに重きをおいてもいいかもしれません

 

さらにはロシア人を受け入れることで、ロシア国内のロシア人が減り、

 

ロシア兵の兵力不足にもつながりますからね。

※現に今、ロシア人が国外に出すぎてロシア兵不足らしい※

 

 

 

さいごに

以上がロシア人を拒絶するジョージア人に対しての私なりの見解でした。

 

冒頭でも言いましたが、やはり今の私が言っても

 

安全圏だから言えてるだけの無責任な発言でしかありません

※認めざるを得ない※

 

 

でもだからといって『私には関係ない』と思考を放棄するべきではないと思いますし、

 

『平等に接するべきだ』『差別するな!』といった無責任な説得をするよりは、

 

現地のジョージア人の心に響きやすい考えを形成できたのかなと思います。

※実際に心に響いてくれるかは話が別※

 

 

今回はジョージア人がロシア軍に攻撃されるかもしれない懸念を中心に

 

話をしていきましたが、

 

実際にはロシア人の受け入れが家賃や物価の高騰につながるなど、

※ロシア人受け入れでジョージア国内の家賃が2.5倍になったらしい※

 

別ベクトルでの問題も生み出しているんですね。

 

 

こうしたことについて考えていくのは今後の課題としていきたいところですし、

 

ぜひ皆さんも『私には関係ない』と考えを放棄せずに、

 

自分なりの意見を形成していくきっかけにしてくれたら、

 

この企画をやる意義もあったのかなと思います。

 

 

 

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