カミノ @英検1級(仮免)の英語講師

英語学習の修行や情報精査をしています ※意味わからん(笑)※ ←まあ読めばわかりますよ

過去問の上手な使い方(リーディング編) 【高校入試・大学入試・英検など】

 

イントロ

受験生時代『過去問は重要だよ』って聞いていたけど、

 

大事なのは過去より未来なんじゃない?

※うるせぇ、ナルシスト※

 

英語講師のカミノです。

 

 

今回は過去問の上手く使って英検1級の長文問題で9割とった私が、

※自慢がいちいち鼻につく(怒)※

 

正しい過去問の使い方を皆さんにお伝えしようという企画です。

 

まあ長文9割って言っても、

 

厳密には穴埋め長文が6問中5問、内容一致問題が10問中9問なんですけどね。

※盛って偽装していたことを自ら明かすタイプww※

 

 

『過去問演習は大事だよ!』って先輩や講師に口酸っぱく言われていると思います。

 

でもどう使えばいいのかわからず、先輩や先生も教えてくれずに

※無責任な大人たち( )※

 

間違った過去問の使い方をしているせいで、まったく過去問を有効活用できなかった

 

って経験をしている人も数多くいると思います。

※受験あるある※

 

 

私自身も英検1級に合格した時にはじめて過去問の上手な使い方を覚えた気がします

 

できることなら受験生時代の自分に教えてやりたい。

※無能ほどこういうこと言いがちww※

 

そう思える過去問の正しい使い方をここでお伝えしていこうと思います。

 

 

この方法は英検のみならず、

 

入試やTOEFLなどといった英語の試験でも使えますし、

※意地でもTOEICとは言わないスタイルww※ ←カミノはTOEIC嫌い

 

簿記などの非英語系資格、入試問題(英語以外)にも役に立つと思います。

 

リーディング以外の3技能についてはまた事情が変わるので置いておくとして、

 

英語試験の肝であるリーディングでは絶大な効果を発揮する過去問の使い方

 

お教えしていきます。

※ぜひ最後までご覧ください※

 

 

 

絶対にやってはいけない過去問の使い方

まずはやってはいけない使い方をお教えします。

 

これを知っただけでも今までより飛躍的にマシな過去問の使い方が身につきますよ。

※誇張気味※

 

 

おそらく皆さんは過去問を解いて、自己採点をして、

 

正答率が合格点に達しているかを見ることで一喜一憂していますよね。

※それ以外なくね?※

 

こういう正答率重視の過去問の使い方は絶対にやめてください!

 

 

このやり方だと絶対に成績は伸びません。

 

それにこのスタンスの人は1度解いた過去問を2周、3周しなくなると思います。

※2周目に合格点超えても、うまくいった気がしないもんね※

 

過去問を一回解いて一喜一憂して、

 

それだけで成績が爆上がりするなら苦労しないですよ。

ラクしてバズろうとしているYouTuberみたいなww※

 

 

同じ問題で良いから何回も何回も解きなおす

 

それをしないと過去問を有効活用できません。

※後で言う予定の内容をほぼネタバレしちゃってるww※

 

 

私がそう助言をすると、こう反論する生徒がいます。

 

『せんせー、2周目しても答え覚えちゃってるから解けちゃいますよ』ってね。

※オレもそれ言おうと思ったわー※

 

 

そしたら私はこう反論します。

 

『じゃあ絶対に満点取れるよな

 

答え覚えているなら、ここに載っている過去問6回分、全部の問題に正解できるよな?

 

一個でもミスがあったら許さないからな』

 

そう言うと、ほぼすべての生徒が撃沈します。

※しんだフリ※

 

 

イキって、『全部解けますよ』っていう生徒もたまにいます。

 

でもそういう生徒ほど実際に解かせてみると、あっさり答えを外します。

 

ほんっと、気分がいいよねww

※性格悪スギおじさん※

 

 

皆さんが誤解していることが一つあります。

 

それはズバリ、『1周目より2周目の方が絶対に正答率は上がる』ってことです。

※事実じゃね?※

 

やってみればわかる。

 

2周目って思った以上に間違えますよ

 

 

1周目にまぐれで解けた問題に2周目でボロが出てきたとか、

 

2周目は長文の内容を知っているから、思い込みをしたまま問題を解き、

 

その思い込みのせいで不正解になってしまう…、とかね。

 

 

特に思い込みって怖いです。

 

試験本番もやりかねないですよ。

 

本番に思い込みをしたまま問題を解くことを防ぐ訓練をするため、という意味でも

 

2周目、3周目の問題を解くというのは効果があります。

 

とにかく正答率重視で反復のない過去問演習は絶対にやめましょう

 

 

正しい過去問の使い方

じゃあ、過去問はどう使えばいいのかという話をしていきます。

 

①まずは解く

②ボーっと眺める

③再び解く

 

以上です。

※これだけ?!※

 

 

これだけです。

 

これをずーっと続けます。

 

すでにお伝えしましたが、過去問演習は反復して何周も何周もします。

 

私は英検1級(一次試験)に合格したとき、誇張抜きで過去問を20~30周しました

※さすがに盛ってるだろww※

 

 

そのかわり他の問題集とかはほとんどしませんでした

 

まあ単語学習はしぬほどしていましたけどね。

※しなないクセにww※

 

 

このとき特に重要なのは②の『ボーっと眺める』ことですね。

 

一度解いた過去問の長文をずっと眺めていました。

 

その際、特に意識していたのは『文構造』と『選択肢の分析』です。

 

 

『文構造』

文構造についてはあまり深いことは意識していません。

 

メインの動詞を見抜き、主語を特定し、あとは返り読みをしていく

※返り読み:主語を訳してあとは後ろから順々に読んでいくこと※

 

あるいは動詞が四文型・五文型タイプだったり、接続詞絡みだったりの複雑な文章は、

 

その都度賢明な対処していく…。

※どんな対処やねん!※

 

ってことを意識していました。

 

 

基本的には英検1級でも返り読みができれば読みぬける文章がほとんどなので、

 

長文の文章一文一文を正確に読みぬいていく練習をひたすら続けていました

 

 

この文構造を見抜く練習は長文のみならず、

 

読解問題の選択肢や単語の四択問題に出てくる英文でも徹底的にやっていきました

 

過去問内のありとあらゆる英文を正確に日本語訳できるように

 

徹底して練習していましたね。

 

 

『選択肢の分析』

長文の穴埋め問題にせよ、内容一致問題にせよ、

 

正解選択肢や不正解選択肢にはそれぞれ似たようなクセがあります

※不正解選択肢はこういうひっかけ方をするとか※

 

そういうクセや選択肢の特徴をつかんでいく

※正解選択肢はこんな言いかえをしていることが多いとか※

 

ということも意識しながら過去問を眺めていました。

 

 

そうやって試験本番でどういうことを意識して問題に取り組めば正解にたどり着けるか

 

っていう正しい思考回路を見つけていきました

 

 

そして『あっ! こう意識して問題を解けば正解しやすくなるんじゃね?!』

 

って思いついたら、すぐに過去問の別の問題を解き、その方法を試してみる

 

それがうまくいって手ごたえをつかめたら次から取り入れるし、

 

結果的にうまくいかなかったらそのやり方はすてる

 

 

そしてまた過去問を眺めて文構造や選択肢の特徴を意識する。

 

そして良さげな解き方がまたピンと来たら、また解いて試し、

 

うまくいったら取り入れて、うまくいかなきゃまた別の方法を探す…

 

 

っていうループを徹底して続けていきました。

 

その結果、リーディングの読解問題は高水準を安定させ、

 

英検1級本番でも長文9割を取ることができました

※厳密には9割行っていないクセにww※

 

 

この方法は英検のみならず、

 

大学入試共通テストなどの英語マーク問題でも活用できると思います。

※意地でもTOEICとは言わないww※ ←カミノはTOEIC嫌い

 

 

注意点

過去問演習をする際に注意しておきたいことが二つ。

 

一つ目は

『答えの番号を覚えるな』ってことです。

 

英検1級だと長文の問題が16問なので、

 

答えの番号が順番に1,3,2,4,2,4,4,1,4…

 

といった感じで答えを全部丸覚えすれば、満点を取ることもできるっちゃできます。

※『満点取れないだろ?』って煽られたから、やりたくなるなァ…※

 

 

でもそんなことをやっても無意味です!

 

何のために過去問を解くのかを意識してほしい

 

 

『オレ、過去問で満点取れるんだぜえ』ってジマンするために解いているのですか?

※そうです(反抗期)※

 

学校の先生に『やりなさい』って言われたからしょうがなくやっているんですか?

※そうです(否定できない)※

 

違うでしょう。

※!※

 

『試験本番で高得点を取るため』に受けているんですよね。

 

 

試験本番につながらない勉強法をするくらいなら、

 

最初から過去問なんてやらないほうがマシです。

※じゃあやらない! (意固地)※

 

だから答えの選択肢を丸覚えするのはやめましょう。

 

 

二つ目、

 

これはかなり意見が割れると思いますが、

 

基本的に『解説は読まない方が良い』と思います。

 

これに関しては『絶対解説を読むべき』派閥も一定数あると思いますから、

 

自分が良いと思う方を取り入れればいいのですが、私は解説を読みませんでした。

 

 

理由は二つ

 

一つ目は

 

『どうせ読んでもわからないから』です。

 

過去問に限らず、大半の参考書に言えると思うのですが、

 

解説って読んでもよくわからなくないですか?

 

多分それなりに学力がある人ならわかるんでしょうけど、

 

少なくとも私はわからないことが多いです。

※学校の教科書とか、実はわかりにくいよね※

 

 

それに実際、解説を読んで意味が分からなかったとしても、

 

上記で述べたような『文構造の把握』さえ正確にできれば、

 

過去問の内容はきちんと把握できます

※わざわざ解説を読まんでも…、ってことか※

 

だから解説を読んで、逆に意味がわからなくなるくらいなら、

 

自力で内容がわかるようにした方が良い気がします。

 

 

二つ目の理由は、

 

『自力でやったほうがおもしろいから』です。

 

ビデオゲームやスポーツなどでも言えることですが、

 

『もともとできなかったことができるようになった瞬間』

 

この瞬間こそ一番おもしろいんですよ。

 

 

過去問演習をしているときも、最初は当然わからないことだらけです。

 

でも過去問をボーっと眺めながら、それを自力で何度も分析しながら眺めていき

 

『あー、そういうことか!』ってなったとき、めっちゃ気持ちいいんですよね。

 

 

もちろん解説を読んでできるようになっても面白いんでしょうが、

 

攻略本やネタバレを読んだ後の成功だと喜びが半減するようなあの感覚があるんですよね。

※めっちゃわかるww※

 

 

はじめはできなかったとしても自力でできるようになったからこそ楽しい。

 

その感覚を楽しむって意味でも、私は解説をほとんど読まないタイプですね。

 

 

まとめ

以上が過去問の上手な使い方に関する私なりの考えでした。

 

 

まずはっきりと言っておきたいのは、

 

過去問は『正答率重視』で解いても効果はほとんどありません

 

合格最低点と比較して一喜一憂する。

 

そんなことにしか使わないなら、過去問なんて買わなくていいと思います。

※暴言注意報※

 

 

過去問は『試験本番に正解できる思考法を追求するため』に解くのです。

 

こうやって問題を解いていけば、正答率が上がるんだ、

 

っていう方法を自分なりに追及していきましょう。

 

 

そのためにも過去問は何周もしてください。

 

私、カミノは英検1級を合格したときに過去問6回分をそれぞれ20~30周しました。

※虚言復唱警報※

 

解く→眺める→解く→眺める

 

そのループをずっと続けていきましょう。

 

 

解けない自分の課題点を明らかにするために問題を解き、

 

その解決方法を明らかにするために問題を眺める。

 

そしてその解決方法が実践できるかを試すためにまた問題を解く。

 

という明確な目的意識を持ったうえで実践していきましょう

※この意識があるかないかで雲泥の差が生じます※

 

 

これは英語の試験のみならず、

 

簿記や共通テスト(英語以外)など、どの試験勉強に対してもいえることです。

 

そしてぜひ、試験合格を目指して頑張ってください

※武運を祈る!※